旦ノ島陸閘操作訓練

岐阜市島水防団は毎年、出水期を迎えるこの時期に陸閘操作訓練を行なっています。
本年は5月11日23時より令和元年度旦ノ島陸閘操作訓練が開催されました。
訓練内容は岐阜市水防計画に基づき国道157号の交通規制、陸閘の開閉訓練及び点検を行いました。
陸閘(りっこう)とは、、河川等の堤防を通常時は生活のため通行出来るよう途切れさせてあり、増水時には洪水により市街地への流入を防ぐため、それをゲート等により塞いで暫定的に堤防の役割を果たす目的で設置された施設です。
昨年、平成30年7月豪雨による長良川の水位上昇により、岐阜市にある長良橋陸閘(北岸側の長良陸閘と南岸側の大宮陸閘)が14年ぶりに閉鎖されました。
全国的にも珍しい陸閘ですが長良陸閘と大宮陸閘は電動可動式で旦ノ島陸閘は手動式です。
近年の異常気象の影響により台風の巨大化、局地的豪雨の多発など水害のリスクは年々高まっています。
われわれ水防団は水害から市民の生命・財産を守るため、日頃より水防訓練に励み、堤防や陸閘などの水防施設の点検に努め、水害に備えています。
5月19日(日)には岐阜市島水防団地域訓練が開催されます。
陸閘を全閉後、点検を行う
点検が終了し陸閘を全開する

岐阜市島水防団

このホームページは岐阜市島水防団の活動を理解していただくと共に、水防工法の研鑽を目的としたものです

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