岐阜市水防連合演習

令和元年5月26日
第52回岐阜市水防連合演習が岐阜市長良雄総地先(長良川右岸 鵜飼い大橋下流)にて、柴橋岐阜市長を災害対策本部長、岐阜市水防協会長を総指揮者とし、岐阜市所属の29の水防団を中心に関係機関の協力を得て、総勢約2000人が参加し本番さながらに水防工法の実施訓練を行い、水防技能の習熟と水防思想の高揚を図ることを目的に開催されました。

演習は全員整列後、人員報告を行い、全団員約1800人による土のう拵え工を始めとし、人間の英知とこれまでの経験から生まれた木杭、土のう、畳などの身近にある材料を使用した水防工法の14工法を実践訓練しました。
島水防団は昨年まで釜段工を実施してきましたが、本年より河川水位が上昇して堤防を乗り越える水を防止するための工法、積み土のう工を実施することになりました。

近年の大きな水害の原因に、これまでにない異常気象があったことが挙げられます。
昨年7月に発生した「平成30年7月豪雨」は、中国・四国地方を中心に大勢の死者、行方不明者が出る事態になりました。岐阜市においても、大雨特別警報が初めて発令され、長良川の水位が昭和51年の「9.12豪雨災害」の水位に迫る勢いで上昇したため、14年ぶりに長良・大宮陸閘を閉鎖する事態となり、水防団は連日連夜にわたる水防活動を行いました。
また、近年は平野部においても予測困難な、「短期的・局地的」な集中豪雨が全国で多発しており大きな被害が発生しています。こうした近年の気象状況をふまえ、水防演習はより重要になっています。
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岐阜市島水防団

このホームページは岐阜市島水防団の活動を理解していただくと共に、水防工法の研鑽を目的としたものです

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